技能検定制度について
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する技能の国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在130(都道府県方式は111職種)職種について実施されています。技能検定の合格者は平成30年度までで延べ約697万人となり確かな技能の証として各方面において高く評価されています。
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試験日程
令和4年技能検定実施日程
区分 | 令和4年度 前 期 | 令和4年度 後 期 | ||
試験案内開始日 | 3/1(火) | 9/1(木) | ||
申請受付期間 | 4/4(月)~ 4/15(金) | 10/3(月)~ 10/14(金) | ||
実技試験問題公表 ※一部職種の製作など作業試験と全職種の 計画立案等作業試験は概要のみが 公表されます。 |
5/31(火) | 11/28(金) | ||
実技試験 ※期間中のいずれかの日で 実施されます。 |
6/7(火)~ 8/14(日)★ 6/7(火)~9/11(日) |
12/5(月)~令和5年 2/12 (日) | ||
学科試験 ※職種・等級ごとに 全国統一日に実施されます。 |
7/10(日)★ 8/21(日)・8/28(日) 9/4(日) |
令和5年1/22(日) 1/29(日)・2/1(水)・2/5(日) |
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合格発表日 | 8/26(金)★・9/30(金) | 令和5年3/10(金) |
(注)詳細は、各都道府県職業能力開発協会にお問い合わせ下さい。
※職種によって試験日が異なります。★3級の試験日程(「金属熱処理」を除く。)
等級区分
特級 | 管理者または監督者が通常有すべき技能の程度 |
1級及び単一等級 | 上級技能者が通常有すべき技能の程度 |
2級 | 中級技能者が通常有すべき技能の程度 |
3級 | 初級技能者が通常有すべき技能の程度 |
※外国人研修生等対象 基礎級、随時級技能検定の概要についての詳細はこちら
随時2級 | 中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
随時3級 | 初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度 |
基礎級 | 基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識の程度 |
受検手数料
実技試験:18,200円
令和4年度前期より2級・3級受検者の減免措置が改定となります。
詳細は次をご覧ください。
○お知らせ[PDF]
学科試験:3,100円
受検案内
■受検案内及び申請書の入手方法 |
受検案内等は、概ね受付の1ヵ月前から当協会で配布します。若しくは下記の国・県・市町村関係機関で配布します。(配布開始目安は受付半月ほど前からになる見込みです。) → ①受検案内等配布機関一覧(PDF) → ②技能検定受検申請書 送付依頼書(PDF) 【参考】 電子データで受検案内(閲覧用)をダウンロードできますので、併せてご活用ください (電子データは閲覧用ですので、受検希望の場合は、受検案内の原本を必ず入手してください。) ③令和5年度 前期・技能検定受検案内(閲覧用)(PDF) ※毎年3月上旬UP予定 ④令和4年度 後期・技能検定受検案内(閲覧用)(PDF) ※毎年9月上旬UP予定 |
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■検定各種申請用紙ダウンロード |
→ ⑤就労申請書 ダウンロード(Excel) ※就労証明書にて減免申請をされる場合は、こちらのデータをご使用ください。 → ⑥一括申請書 ダウンロード(Excel) ※団体一括支払い又は検定関係書類を団体・事業所宛に希望の場合は、こちらの一括申請書を受付時に ご提出ください。 → ⑦特別対応申請書 ダウンロード(Excel) → ⑧申請内容変更届 ダウンロード(Excel) |
試験内容
- 検定職種ごとに実技試験及び学科試験が行われます。(原則、試験は1年間に1回のみ実施)
- 試験内容は、国の定めた試験基準に基づいています。検定職種の一覧及び各職種の試験基準については厚生労働省ホームページでご確認下さい。
- 実技試験は、原則として、試験日に先立ちその課題が公表されます。試験時間は概ね4時間~5時間で、職種によっては標準時間と打ち切り時間が定められています。また職種によっては、実際的な判断等を試験するために判断等試験、計画立案等作業試験が行われるものがあります。(この場合試験問題は公表されません)
申請からの流れ
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申込み方法(注意事項)
- 受検申請に当たっては、本人確認書類が必要です。(平成29年度後期より)new
- 受検案内・受検申請書(申請書はダウンロード不可)を入手してください。
- 最寄りの市町村・商工会・商工会議所、産業技術専門学院にも配置しています(数に限りがございます)。
- 受検申請受付期間内に、受検案内に従って受検申請書を提出してください。
- 受検資格、免除資格をよく確認のうえ、免除資格者はその証明書(写し)を添えて申請してください。
- 申請書に記載された個人情報につきましては、技能検定の円滑な実施のために利用します。また、関係業界団体が実施する事前講習会等に際し、受講案内のために個人情報を提供する場合があります。
- 申請書を受けた後はいかなる理由でも手数料をお返ししません。
- 職種によっては設備等の都合上、受検申請期間中でも申込みを締め切ることがあります。
- 職種によっては人数制限が設定されている場合がございます。(この場合、先着順(郵送不可)となります。)
茨城県職業能力開発協会 技能検定課 〒310-0005 水戸市水府町864-4 (茨城県職業人材育成センター内) TEL (029)221-8647 FAX (029)226-4705 |
合格の発表
合格発表
令和4年度【前期】合格発表 | 令和4年度【後期】合格発表 |
●3級(金属熱処理・写真を除く) 令和4年8月26日(金) ●その他 令和4年9月30日(金) |
●令和5年3月10日(金) |
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※新着情報をご覧ください。
技能検定関係問題集等について
【過去試験問題のコピーサービス】
1.閲覧したい場合
・下記リンクより過去問題の閲覧が可能です。※外部サイトへ移行します。
2.購入したい場合(当協会会員は送料を含め無料です。)
・下記「技能検定関係問題集等申込書」をダウンロードしてご利用ください。
・申し込み方法を含め詳細を申込書に掲載しておりますのでご確認ください。
・ご提供する級、年度、職種(作業)ごとに次の額を手数料としていただきます。
【関係書籍等について】
・下記「技能検定関係問題集等申込書」をダウンロードしてご利用ください。
・申し込み方法を含め詳細を申込書に掲載しておりますのでご確認ください。
・当協会は書籍の在庫数が少ないため、申し込み希望の方は、事前に協会まで電話確認を
お願いいたします。
技能検定について Q&A
実務経験のみの場合、1級→7年以上 2級→2年以上 3級→0ヶ月(検定職種に関する実務経験がある方)です。 学歴・職業訓練歴によって異なりますので、詳しくは技能検定受検案内でご確認ください。
100点を満点として原則実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。
詳しくはこちらをご覧ください。
職種作業ごとに、実技試験・学科試験会場が異なります。不明な点はお問い合わせ願います。なお、受検者には受検票によりお知らせします。
次の方法で入手することが可能です。
(1)企業・団体として茨城県職業能力開発協会の会員(※)となり、時期ごとに自動的に送ってもらう。
(2)茨城県職業能力開発協会で直接受け取る。
(3)茨城県職業能力開発協会技能検定課(029-221-8647)まで電話を頂き、送ってもらう。
(4)県庁16階労働政策課、県立産業技術専門学院、市町村役場、商工会・商工会議所で在庫確認のうえ受け取る。
※会員でなくとも受検はもちろん可能です。
※会員であることのメリットも、もちろんございますのでご検討申し上げます。
試験実施団体として主催講座を開催することは、検定の公正な実施の妨げになる可能性があるため当協会では実施しません。一部県内の職業訓練校、業界団体等で実施している職種もあります。
実技試験については、非公表職種以外は問題公表後、受検票とともに送付します。学科試験については、学科試験問題解説集を当協会で取り扱いしている職種もありますので、お問い合わせください。
また、実技試験及び学科試験については、過去問題(一部500円)を取り扱いしておりますので、お問い合わせください。
一部合格者情報は当協会が管理しておりますので、再受検するために免除資格情報(合格通知番号・合格年月日)が必要である場合は、当協会にお問い合わせください。なお、合格通知書は再発行いたしません。
1級・2級・3級・単一等級の一部合格については有効期限はありません。なお、特級の有効期限は一部合格してから5年間です。
原則、必要ありません。ただし、当方より証明書の添付を求める場合がございますので、その際は添付いただきます。
合格された方が、技能士としての誇りと自覚をもつことによって、技能を尊重する気運を社会一般に高めるとともに、技能士の地位を図るために技能士手帳・技能士カードを持たれることをお勧めします。
手帳やカードを携行することによって就業や職場配置の時などあらゆる場合に技能士としてのキャリア証明に役立ちます。詳しくは茨城県技能士会連合会のホームページをご覧ください。